私の住んでいる桶川市に近い埼玉県鴻巣市で毎年(2月下旬から3月初旬まで)開催される「鴻巣びっくりひな祭り」を観てきました。
鴻巣市役所のロビーに1,820体ものひな人形がピラミッド状に飾られています。高さは7m、雛壇は31段もあり、まさに日本一です。
この祭りは11年前から行なわれており、元々鴻巣市の「人形造りの歴史と伝統」を伝え残すことを目的に始まったものと言われています。
ちなみに、鴻巣市は岩槻(さいたま市)と並んで約380年の歴史を誇る人形の生産地として知られています。
飾られているひな人形は鴻巣市を始め全国の家庭から提供されたものです。既に役目を終え飾られなくなって、居場所をここ鴻巣に移した様々な思い出を持った人形達です。
私の所属しているテニスクラブの仲間で毎年、この雛壇の飾り付けを行なっている人の話では、雛壇の組立ては下段から行なっていきますが、人形の飾り付けは逆に上段から行なっていくそうです。
今年は鴻巣市施行60周年に当たり市役所の他3会場でも飾られていました。
来年も開催される予定ですので、近くにお住まいの方でまだ観られていない方は一度ご覧になることをお勧めします。
以上