私の住むつくば市は田舎です。自然がいっぱい、里山もあります。その田舎に春が一杯咲きました。
まずはご他聞にもれずお花見情報。例年ですともう終わっている花の最盛期が、ことしはいつになく低温状態が続いたためか、散り始めているとはいえまだ十分にお花見ができます。
筑波研究学園都市の一角に農水省関係の研究施設(研究所)が十数箇所ありますが、そのエリアを貫く2kmほどの道路が両側桜並木になっていて樹齢も4~50年と、ちょうど見ごろの花が咲いています。ここは通称「農林桜どおり」と呼ばれてお花見スポットとして少し有名になってきたようで、県外ナンバー車や観光バスまで繰り出してきています。(写真①)
さて、私が朝ウォーキングに出て通る道で、前方にいかにも春めいた里山と思しき風景が見えました。桜の木を中心に山全体にくぬぎや楢の木が芽吹きはじめたようです。全景がほんのり霞んで見えていました。いよいよ春を感じる時がきたようですが、それにしても低温が続く今日この頃。農作業のスケジュールにも影響が出始めて困っています。 (写真②)
近所の農家の庭に珍しい桃の花が咲いていました。花桃の「源平咲き=紅白が競って咲く様からこう呼ばれるとのこと」というのだそうです。枝の途中に接木したわけではなく、このように枝ごとに違う花が咲く遺伝子を持った木なのだそうです。これは桃だけではなく桜や梅の木にもあるそうですよ。あたり一面が明るくなったような気がしました。(写真③)
私の百姓仲間の畑に、以前の借主が植えた蕨が大繁殖し、今、刈り取れるほどたくさん芽を出しています。おすそ分けをいただきました。重曹の熱湯水で灰汁をとり一晩水に浸して、翌日、オカカをかけておひたしでいただきました。うーーーん美味い!春ですねぇ。(写真④)
写真説明
写真①: 農水桜どおりのお花見風景
写真②: 芽吹きが始まった里山
写真③: 花桃の源平咲き
写真④: 畑で栽培?わらびが顔をだしました。
以上