今が旬の筍(たけのこ)と山椒を使った料理二品を紹介する。
1. 筍を茹でる:近くのスーパーで筍を買い、灰汁とえごみを除くべく、添えられた米糠で茹でた。爪楊枝が軽く刺さるまで、茹でる。
2. 筍の若竹煮:茹でた筍の根に近く歯応えのある部分を4mm幅で切りそろえる。湯を入れた鍋に筍を移し、だしの素と醤油を加えて、味付けをする。味見をした後、水に戻した若芽(わかめ)或いは、乾燥若布を加える。盛り付けたあと、鰹節をまぶせて完成である。
3. 筍の木の芽和え:庭にある山椒の木の葉を適量摘む。水洗いした後、葉から茎を除き、当たり鉢へ。すりこぎで山椒の葉がペースト状になるまで、扱く。砂糖、味噌、酒、味醂を加え、味を調える。先に茹でた穂先の柔らかい筍を和える。
4. 筍の思い出と料理の反省
96歳になる母が、昔、筍の皮を使ったお八つを作ってくれた。筍の皮に梅干の果肉を包み私たち三人兄弟は、筍の皮をしゃぶる。次第に、梅干の酸っぱさが出てくる。
昨年、次女が、大学のゼミで京都に旅行した際、筍の木の芽和えが出たが、この料理を知っていたのは、娘だけだったと云う。今回の料理二品は、家内、娘二人が喜んでくれた。しかし、料理の盛り付けでは、反省している。家では、出来上がった料理は、大皿に盛り、採り皿を使う為、今回の写真も大盛りとした。どうも見栄えが悪い。小皿にこじんまりとよそえれば、よかったと反省している。
写真
1.筍と米糠
2.庭の山椒の木
3.材料の筍と山椒の葉
4.筍の木の芽和えと若竹煮
以上