今年は佐賀県有田町で開催された「有田陶器市」に出掛けた。参加メンバーは「和の会」と称する活花の先生夫妻を中心とした会の13名。隔年に、1~2泊する小旅行で各地の陶器まつりを訪ねる。今までは、越前焼き、九谷焼き、備前焼き、萩焼きのまつりを訪ねた。
5月2日、今年新造された阪九フェリー「ひびき」に乗り込み、17:30に泉大津港を出発。最新の技術と現代のニーズを取り入れた次世代フェリーと言われるだけあって、船内には展望風呂等もあり、豪華そのものでまさしく「海上ホテル」である。
翌日、定刻の6:00に新門司港に到着。天候は前日とうって変わっての雨。チャーターしたバスで一路「有田陶器市」を目指す。時間の経過と共に雨脚は強まり、目的地に到着する頃には本降りになった。しかし「日本3大陶器市」の1つと言われるだけあって、人出は多い。
例年100万人以上(7日間の開催)が訪れるとされ、JR有田駅から4Kmにわたり500店舗以上が並ぶ景観は圧巻であった。5時間に亘る散策は、雨の影響もあって疲れもピークに。来年で創業400年を迎える「有田焼」は、過去に訪れたどの陶器市よりもスケールの大きいものであった。一日の散策では、総てを見学することは無理で、できれば二日位は滞在したい。
この旅行のもう一つの楽しみは、焼物に造詣の深い先生夫妻が現地で調達した「各種うつわ」の夕食会場での抽選会である。景品は大きな花器であったり、皿であったりと、何が当たるのかと期待が膨らみ、各人が当たった景品を披露して、盛り上がりは最高潮に達する。
翌日は、傘が要らない程度の天気に回復し、唐津焼の展示場を見学して、昼食は「呼子のイカの活造り」に舌鼓を打ち、福岡駅から新幹線で帰途に着いた。
次はどのような企画になるのか楽しみである。
写真1: フェリー「ひびき」の船首
写真2: 船室「和洋室デラックスツイン」の室内
写真3: 購入した各種花器
写真4: 購入した各種器
写真5: 抽選でゲットした皿
以上