五月晴れの5月21日に、開創1200年で賑わいを見せる世界遺産の高野山を訪ねました。当日は秋篠宮文仁殿下と紀子妃殿下も訪問され、檀上伽藍、及び金堂を見学の際、待ち合わせの子供に近づきお声を掛けられているところを間近で拝見する幸運にも恵まれました。
さて、高野山は標高900mに位置し、唐の都長安に渡り真言密教を修めた弘法大師空海が816年に帰国し国家の鎮護を祈りと僧侶を育成するために、この地に修禅の道場を開きました。平成16年(2004年)には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産にも登録されています。
今回、金堂で初めて公開された「御本尊(薬師如来)」に参拝の後、霊宝館で特別公開の「三大秘宝」のほか国宝、重要文化財を見学、次に金剛峯寺に向かい、16年振りに公開された「持仏間御本尊(弘法大師座像)」を参拝、奥之院へ。徳川家、豊臣家をはじめ名立たる大名家の墓が並ぶ参道の杉並木を通り奥之院弘法大師御廟に辿りつきました。
尚、境内内部及び仏像は写真撮影禁止ですので、ガイドマップと合わせてインターネットでご確認願います。
是非、この機会に夏でも涼しい高野山を訪れてみてはどうですか。高野山の宿坊で一泊し、見学後に奈良と和歌山県境の尾根を走る龍神スカイライン通って龍神温泉に宿泊、翌日に白浜温泉に向かいアドべンチャーワールドの双子のパンダを見て帰る県外の人が多く見受けられました。
以上