奥日光

5/21日　晴　風強し

　 ２年振りの奥日光で大分変わり特急券等も横浜では買えず浅草駅の旅行センターで求めなければならなかった。東武日光駅発12:10のバスに乗る。いつものように売店で弁当を求め車中で広げようとしたら「車中での食事禁止」とある。今までより車中が狭くなったようだ。

　 いろは坂にかかると新緑に囲まれて登り行くほどに心が充たされる。いろは坂は紅葉の方が人気があるようでこの時期は空いているのでなおいい。光徳入口で下車。林を抜け葦原に出ると強風が吹きまくり鳥など出るような状態ではない。急いで湯滝に来ると少し治まっており湯滝を抜けて林に入って行くと川の縁に止まっているキビタキを見つける。この日の唯一の収穫である。

5/22日　晴

　 朝、湯元発8:20分のバスに乗り光徳入口で下車林に入るとシジュウカラが飛び回り時折ヒガラやアオジの声が聞こえる。葦原に出るとノビタキが出たがシャッターチャンスがない。ここではモズをカメラに収める。戦場ヶ原の方に進み泉門池を過ぎたところを右に折れ小田代原に向かう。

　 ここは初めてのコース緩やかな登りで結構きつい。5，6．100メートル行くと小田代原の植生復元のための鹿よけの防護柵があり回転扉から柵の中に入り前方に行くとカッコウの声が近づいてきた。モズが目の前に止まりすばやくカメラに収めたがモズはしばらく止まっていた。
　 今来た道を引き返し戦場ヶ原を歩くここでもチャンスがありながらノビタキを撮れなかった。湯川沿えに行くと砂場に頭が赤いニュウナイスズメやカワガラスがいたが直ぐに飛び立ってしまう。

　 東武日光駅に着くと乗車まで時間があるので一昨年一度入った近くのコーヒー店に入ると主人が覚えていてくれて驚く。妻がコーヒーにミルクを入れないのも覚えていてびっくり。古い小さなコーヒー店だがコーヒーもケーキも美味しく主人が日光の話をしてくれるので楽しい一時を過ごせた。

以上