今年は徳川家康公が駿府城で亡くなってから400年、これを記念した「家康公400年祭」が県内各地で開催されています。
JR東海主催のさわやかウォーキングは累計参加者が400万人、同じ「400」にちなんだ記念コースの開催ということもあって、4月からのコースに参加してみました。
参加費無料、予約不要、駅がスタート、気軽に参加できるさわやかウォーキング。毎週土日毎にどこかの駅で開催されているので、自分の都合に合わせた参加ができます。
静岡駅から約1時間近辺で行けるコースを選び、残ったご飯で作ったおにぎりと、冷えた飲み物を持って、6月までに5回の参加をしました。
開催駅ではマスコットキャラクターが出迎えてくれます。受付で8:30~11:00の間にコースマップを受け取ったら出発です。後はマナーを守って、全て自分のペースです。午後3時までには戻って、ゴール受付で参加スタンプを押してもらいます。
参加者は毎回、平日のラッシュ状態に近い人数ですが、圧倒的多数は元気の良い中高年の女性、その勢いにリードされるように歩く中高年の男性。静岡県の女性は健康寿命が日本一、男性はそれに続く2位という実態がここにも現れているように思えます。
4月19日(日)清水駅発「家康公ゆかりの港町周辺と三保松原を訪ねて」
距離;約11.4Km、所要時間;約2時間30分
信長の命で殺害された家康公の嫡男、信康公の遺髪を祀る江浄寺⇒日の出
桟橋。水上バスに乗船し三保桟橋⇒真崎灯台⇒世界遺産構成資産の三保の
松原をぐるっと周ります。長い間、地元で育っていたのに歩いて周るのは初め
てでした。
4月25日(土)浜松駅発「若き日の家康と浜松城出世物語を歩く」
距離;約9Km、所要時間;約2時間40分
秋葉神社⇒犀ケ崖古戦場⇒秀忠公の産湯に使った井戸⇒家康公が29歳か
ら16年間過ごした最強の出世スポット、浜松城へ。
5月23日(土)静岡駅発「家康公が誕生させた茶の町とゆかりの地を巡る」
距離;約10Km、所要時間;約3時間
駿府城公園⇒浅間神社⇒安倍街道⇒秀吉の妹で家康公の正室、旭姫の墓
のある瑞龍寺⇒薩摩土手⇒茶の町エリア⇒呉服町通り⇒静岡駅へ。
「薩摩土手」の歴史を解説してくれたのは、偶然にもボランティアガイドをされ
ているOB会の先輩、川崎さんでした。
5月31日(日)金谷駅発「蓬莱橋ぼんぼり祭りとお茶の郷でお茶文化を学ぼう」
距離;約12Km、所要時間;約3時間30分
旧東海道石畳⇒牧之原台地⇒広大な大茶園を縦断⇒大井川沿いに下ると東
海道島田宿へ。ギネス認定の世界最長の木造歩道橋、蓬莱橋へ到着です。
6月 7日(日)袋井駅発「家康公が名付けた可睡斎と可睡ゆりの園を訪ねて」
距離;約11Km、所要時間;約3時間。
浜松城主になった家康公と対面した時に、居眠りをしたことから「可睡和尚」と
名付けられた住職の寺、可睡斎⇒可睡ゆりの園⇒旧東海道松並木⇒江戸か
らも京からも数えて27番目、東海道五十三次のどまん中、袋井宿をぐるり一
周まわります。
以上