氏 名
 矢崎 和忠
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
平成27年08月08日
表 題

 白砂の絶景、日向山へ

本   文 

  7月15日は台風11号が四国方面に接近中でしたが、速度が遅くなっていたので、山梨県にある日向山(ひなたやま)へトレッキングに行ってきました。
登山口の矢立石は、中央自動車道の須玉ICから道の駅「はくしゅう」を経由して40分ほどのところにあります。

  ゆっくりでも2時間ほどで山頂まで登れましたが、標高差は540m。歩き出しからすぐに急登が始まり、ひたすら登り。ルート全体の2/3ほどは傾斜がきつく、忍の一字の登りでしたが、登山道は十分に整備されていて、足もとに不安はなく、初心者でも安心して歩けました。
 標高は約1,660mで、山頂付近の雁ヶ原(がんがはら)では、夏でも雪のように真っ白な景色が広がっています。この真っ白なものは、花こう岩が風化したことによってできた白い砂。樹林帯から突然現れるその不思議で美しい光景に、思わず白砂の浜辺に来てしまったかと思ってしまいます。

(写真-1) 登山道から10mほど入った林の中にぽつんと「三角点」の標石。ここが山頂ですが、雑木に囲まれ展望はまったくありません。
(写真-2) 再び登山道に戻り、砂地の雑木林を抜け、「向こうに木がない」と思った次の瞬間...
(写真-3) ずっと展望のない樹林帯から、突然まぶしいほどに明るい海岸線のような、真っ白な砂浜が目に飛び込んできて、「おお!」と感嘆の声を上げてしまいます。ここが山頂の西側に開けた雁ヶ原で、日向山の象徴になっています。
(写真-4) 砂浜越しに八ヶ岳のすそ野が広がっています。小淵沢町から茅野市にかけての中央高速道路が見られます。
(写真-5) 振り返ると背後には甲斐駒ケ岳が。コースの最後がほとんど平坦なのは、この瞬間のために下を向いて歩かないようになっているようにも思えます。

以上 

       
 
写真-1
 
写真-2
 
写真-3
 
             
     
 
写真-4
 
写真-5
 
         
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