氏 名
 鍛治 貢
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成27年08月24日
表 題

 ふるさと~142年の歴史に幕~

本   文 

 先日、7月17日~24日まで田舎(島根県江津市)に帰ってきました。
定年退職後は再就職先の職制(学校給食センター)もあり、毎年この子供たちの夏休み中に帰省することにしています。
 1年たってではさほど周りに変わりはありませんが、行動範囲が変わるので新しい発見や以前見た景色からずいぶん時間がたち大きく変わったところを見つけたりします。

 そんな中、私が通った島根県江津市立跡市小学校が平成28年3月に閉校する事になるということで学校を訪問しました。
 この小学校は、明治6年に開校して今年で142年になります。
しかし、児童数の減少(現在全児童5名))で小学校統合を余儀なくされ閉校が決まったとのことです。
 今は地元の卒業生が中心となり、閉校までの記念事業の企画運営に向けて『跡市小学校記念事業実行委員会』立ち上げ動いています。
ちなみに日本テレビ『24時間テレビ』が跡市小学校で収録を行い、全児童5名がタスキリレーに参加しました。(8月22.23日放映)

 小学校を訪問して校舎を眺める中思い出したのは、高学年になると2階の窓ガラスを窓枠にまたがり新聞紙で拭いたことや、校舎中央に立つ国旗掲揚の柱に高さのマーキングが1Mごとにしてあって最高13Mだったことがなぜか浮かんできました。

 14年前に私が通った中学校が閉校になり、今度は小学校が閉校と決まりました。そして今卒業した高校までも統廃合が検討されています。
さみしくなる故郷を感じました。

以上 

   
 
跡市小学校校舎
 
     
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