9月15日、八ケ岳の北側に「南峰」「北峰」の二つの山頂をもつ横に長い山、標高2,480mの北横岳(きたよこだけ)に登ってきました。ガイドブックでは、初めての八ケ岳登山におすすめの「デビュー山」と紹介されています。
八ケ岳の展望は、OB会ホームページの「みんなの広場」で、8月の投稿を拝見しました。
中央自動車道、諏訪ICからビーナスラインで約50分、北八ケ岳ロープウェイの山麓駅に到着します。
北横岳は、標高2,230mの高さまでロープウェイで上がれる手軽さに加え、山頂までの高低差がわずかに250m。歩く時間も往復3時間ほどの行程なので、体力にあまり自信の無い初心者ですが、無理なく登ることができました。
(写真-1)
北八ケ岳ロープウェイは、標高1,771mの山麓駅から標高2,237mの山頂駅まで、標高差466mをわずか7分で登ってしまいます。
(写真-2)
山頂駅で降りると、まず「坪庭」と呼ばれる広い溶岩台地を歩きます。台地一面を覆う低木や高山植物が群生しています。
(写真-3)
観光客でにぎわう坪庭を抜け、登山道に入るといきなりの急坂。ごろごろ岩の斜面を折返しながら登ります。なかなか手強いところもありますが、息を弾ませて登る距離は短いので、きつさはあまり感じません。
(写真-4)
北横岳ヒュッテからはまたも急階段もある急登ですが、20分ほどの辛抱で登り終わり、三角点のある「南峰」山頂に到着します。山頂からは八ヶ岳全体が見渡せます。南アルプス、中央アルプス、霧ヶ峰など、360度の大展望を期待していましたが、残念ながら山頂付近の雲に邪魔されました。
(写真-5)
もう一つの山頂である北峰へ向かう道。「南峰」「北峰」はわずかな距離です。
(写真-6)
「北峰」からは蓼科山が間近に見えますが、ここでも山頂は雲の中でした。
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