強烈な低気圧が通り過ぎた10月3日に、八ヶ岳連峰の山梨県側の主峰権現岳に行ってきました。登り始めたころは濃いガスの中に隠れていましたが、登るにつれてガスが上がり尾から振り返ると雲海のかなたに富士山が浮かんでいました。
久しぶりの山登りにバテバテになり、やっとたどり着いた見晴らしの良い尾根(三ツ頭)から
は南八ヶ岳の主峰が勢ぞろいで迎えてくれました。なおも、喘ぎながら尾根を進むと頂上付近に「つらら」を発見、夜間は氷点下まで気温が下がっており、冬が遠くないことがうかがえます。
権現岳の山頂には大きな剣が刺さっており、遠くから見ると指を三本突き上げたような特異な形をしています。 頂上直下で強風を避けながら、カップラーメンとおにぎりをいただき、そそくさと帰路につきました。
この山は大好きな山の一つで、夏冬問わずお世話になっている山ですが、人気の八ヶ岳にあって静かな山登りが出来ます(今回は天女山からのコース)。また、山小屋(青年小屋)のバッチが秀逸で好きな理由の一つとなっています。
写真1:熊笹の尾根
写真2:雲上の富士
写真3:南八ヶ岳の主峰(左権現、右赤岳)
写真4:権現岳山頂
写真5:特異な山頂が
写真6:山小屋のバッチ
以上