9月26日に天皇・皇后両陛下のご臨席のもと、第70回国体の開会式が紀三井寺陸上競
技場で開催されました。スローガンは「躍動と歓喜、そして絆」です。小生が和歌山工場に入社して間もない1971年の黒潮国体以来、44年ぶりです。
競争倍率の高い開会式の入場券を幸運にも引き当てたおかげで、開会式を観覧することができました。朝10時頃に家内と会場に到着、セキュリティ検査が厳しく着席までに2回の検査を受け、11時過ぎにやっと席に着きました。
開会式は11:00より開始され、両親の実家を和歌山に持つ藤原紀香さんが特別出演して、司会者と息の会った会話で演武の紹介を担当しました。
13時からは天皇・皇后両陛下のご臨席のもとで前演技と式典に入り「紀の国の“みち”」と題して2,800人の演技者が「紀の国の生い立ちから未来へ向けて」を熱演しました。
演技の最後には和歌山県出身の坂本冬美さんがテーマソングの「明日へと」を歌い、出演者と観客も一体となって歌い、それに合わせて展開するマスゲームが感動的でした。
式典の方は14:20分ブルーインパルスの祝賀飛行で始まり、47都道府県の行進、仁坂県知
事の開会宣言、国旗・大会旗の掲揚などが続き、最後に下村文部科学大臣の挨拶の後、炬火の点火に移り式典はクライマックスに達しました。
県内30市町村でともされた火が集架台に集められた後、和歌山県の応援団長を務められる体操競技で活躍した田中理恵さんの持つトーチに点火され、最終走者の手で炬火に点火され、選手宣誓と続き式典は終了しました。長時間の開会式でしたが、緊張と興奮そしてリラ
ックスが繰り返し、「躍動と歓喜、そして絆」を体感することができたすばらしい開会式でした。
写真説明
写真―1 開会式会場の紀三井寺陸上競技場
写真―2 オープニングプログラムで踊るマスコットの“きいちゃん”
写真―3 演技を観覧される貴賓席の天皇・皇后両陛下
写真―4 式典前の演技
写真―5 入場整列する選手団
写真―6 炬火の点火
以上