今年2月に第一報を投稿しましたが、東燃ゼネラル石油和歌山工場の遊休地に建設していた有田太陽光発電基地が完成しましたので第二報をお届けします。
発電基地は10月1日より発電を開始し、10月8日 には、(株)関電エネルギーソリューションの白井社長、東燃ゼネラル石油(株)の武藤社長、仁坂和歌山県知事、望月有田市長らが来賓として出席して式典がとりおこなわれました。
設備規模は甲子園球場が10個分入る45ヘクタールの広大な敷地に、15万枚の太陽光パネ
ルが設置されて、最大2万9700キロワット、年間の一般家庭9000世帯分の電気が発電できるもので、関西電力グループの太陽光発電所では最大の規模となっています。
この設備の稼動により、二酸化炭素の排出量も年間で1万6千トン削減できて、環境保護の促進も期待されています。
発生した電力は、敷地に直結した市道3号線(通称:産業道路)に埋設された送電線で国道42号線を横切り、箕島変電所まで送電されます。
有田の地の新名所になると思われるこの発電基地を基点に、東燃ゼネラル石油の新規事業への進出がさらに発展することを期待します。