一級河川に架かる木造の島田橋

　この橋は埼玉県坂戸市と東松山市との境を流れる荒川水系の一級河川、越辺川（おっぺ川）に架かる木造の島田橋です。大昔は「島田の渡し」と言われる渡し船があったそうですが、明治時代初期に木造の橋が架けれら、以降約140年間利用されています(大雨による流失や老朽化で何回か再建)。
　1994年から約20年使用され風情のあった橋は、残念ながら昨年6月の大雨で跡形もなくなり、再建不能かと思われました。しかし地域住民の日常生活に重要な橋であることから、今年5月に従来と同じ木造橋(路面も板張り)が再建されました。
　先代の橋は、ひなびた雰囲気などがあったことから、NHK大河ドラマ（竜馬伝）、TBSテレビJIN-仁等の時代劇ロケで多く使用されました。
島田橋の詳細は、長さ約77ｍ、幅2.6ｍ、高さ約3ｍ、幅員制限1.8ｍ、重量制限1.5ｔです。

写真説明
　写真1：越辺川に架かる島田橋
　写真２：右岸の上流側より（流出物が橋脚に当たらない様補強）
　写真３：右岸の下流側より
　写真４：先代の島田橋(2013.1撮影)　

以上