四国遍路に10月26日から4泊5日で行ってきました。昨年から友人と始めたもので、今回は22番平等寺から56番泰山寺まで回ることができました。
四国ではいたる所で歩き遍路の方に出会いますが、私たちは車で回っています。白衣、菅笠、輪袈裟、金綱杖と遍路衣装に身を包み、札所では納札をあげ、下手ながらも般若心経を唱え、一日中ひたすらに札所を回ります。
平地に建つ寺の札所は駐車場から近く便利ですが、山の中腹に建つ寺も多くあり、そこでは駐車場から本堂に辿り着くまで、体が悲鳴を上げるような長い坂道と階段を上ることになります。しかし、ハアハア息切らせ本堂に辿り着いた時の達成感と、時空を超えた寺の空気感が何とも心地よく、遍路の大きな魅力だと感じています。
来年で88ヶ所を回り終える予定です。友人に誘われて始めた遍路、日常から離れ、ひたすら経を上げて祈る旅が、こんなにも心地よいとは今まで思ってもみませんでした。
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