和歌山県湯浅町と広川町の境を流れる広川の河口付近で、シロウオ漁が始まった。この漁は、2月下旬~3月下旬まで行われ湯浅に春を告げる風物詩となっている。
シロウオはハゼの仲間で、体長約3~5センチ。川岸近くに設置した高さ約2メートルのやぐらの上から2~4メートル四方の四つ手網を川底に沈め、産卵のため海から遡上してくるシロウオをすくい上げる伝統漁法で、全国的にめずらしいと言われている。
今年は、3月13日(日)に湯浅シロウオ祭りが開催され、多くの観光客で賑わいました。シロウオを活きたまま酢醤油に入れて食べ、のど越しを楽しむ「おどり食い体験」が人気で、老若男女がわいわい言いながら無料試食を楽しんでいました。興味のある方は是非一度お召し上がり下さい。
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