世界で最も素晴らしい祝賀祭といわれる台湾のランタンフェスティバルを観てきた。今年は2月22日から3月6日まで台北・桃園県(桃園国際空港の近く)で開かれた。
このフェスティバルは同じ台湾で旧正月に行われる、打ち上げの「天渓天燈祭り」とは異なるものであり、毎年開催地が変わり、昨年は台中市で行われた。
フェスティバルの内容は、その年の干支をテーマに作られた巨大な「メインランタン」と、LED技術を駆使して作られた数多くの「ランタン飾り」とからなる光の祭典である。
今年は申年であることから主役のメインランタンは、「孫悟空」の像であった。この孫悟空像は高さ26m、重さ30トンの大きさからなる巨大像で、会場のどこからでも見えるようにほぼ中央に飾られていた。
その他のランタン飾りは17,000組もあり、全ての分野をカバーしていた。 この数は会場の花博公園が一杯になるほどであり、その光景は像と光が交錯して幻想的に見えた。昨年暮れに観た足利フラワーパークのイルミネーションに比べると、スケールは格段に大きいものであった。
訪れたのは会期終了日前日の3月5日であり、場内は大混雑であったが無事にホテルに帰ることができた。
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