山梨の親戚からいただいたパッションフルーツの苗が我が家のベランダですくすくと育ち、
通称[トケイソウ(時計草)」と呼ばれる変わった花を咲かせた。
種の多い果肉をスプーンですくって食べるトロピカルな味のパッションフルーツは、文字通り情熱のパッションとばかり思い込んでいた。
ところがあに図らんや、パッションは「情熱」ではなく、「キリスト受難」の意味で、時計の文字盤のように見える花びらを十字架上のキリストに見立てたことから命名されたことを知った。英和辞典でpassionを引いてみると確かに情熱共に、キリストの受難の意味がある。
命名の由来を知り、この程咲いた花をしみじみと眺めている。
以上