和歌山県と兵庫県淡路島の間の紀淡海峡に位置する、瀬戸内海国立公園の無人島「友ヶ島」を散策しました。7月11日(月)の平日にもかかわらず、グループや家族連れ、釣り人、キャンプ等を楽しむ人で、定員100人の連絡船は満席に近く、当日は臨時便も出航て盛況でした。
「友ヶ島」は四島から成り「沖ノ島」・「虎島」・「地ノ島」・「神島」を総称して呼ばれています。連絡船が発着する「沖ノ島」は明治期~第2次世界大戦中は軍事要塞基地として、一般人の立ち入りが禁止されていました。大阪湾への敵軍侵入を阻止するため、5個所に設営された赤レンガ造りの「砲台跡地」、及び戦艦及び潜水艦などを察知する「聴音所跡」や「探照灯跡」・「兵舎跡」の建造物を見て廻りました。
まるで時代をタイムスリップした錯覚を感じました。この他にも明治5年築で現役の白い洋風作りの「友ヶ島灯台」や、紀淡海峡を見下ろすことが出来る標高約120mの「タカノス山展望台」も訪れました。空気が澄んでいると四国や六甲、和泉葛城山まで見渡すことが出来る景勝地です。
尚、島内を巡る道路はアップダウンが激しく、歩きにくい状態でした。夏場は飲料水の持参が必要です。島内の観光は春か秋が最適と感じました。是非、魅力のある「友ヶ島」を訪れてみて下さい
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