7月3日(日)埼玉県日高市の生涯学習センターで「第17回ひだか寄席」を開催。これは「ひだか落語を進める会」が主催し、アマチュア落語家とプロの落語家さんとが共演して楽しんでいます。
プロは、はなからの出演で笑点司会をしていた圓楽さんのお弟子さん「三遊亭楽之介師匠」。アマは、学習院大・落研を今年卒業「目白亭白泉さん(演目:転失気)」、高校数学教師「工事屋現場さん(演目:品川心中)、越谷からのセミプロ「夢見家朝楽さん(演目:三方一両損)」、それに私「枯葉亭山水(演目:親子酒)」というメンバーでした。
今回は隣の飯能市に「ムーミンパーク」が出来るので、本場フィンランドを見学してきた「三遊亭迷想さん」が写真での現地紹介もありちょっと息抜き。
私「枯葉亭山水」は「親子酒」の酔っぱらい噺でご機嫌を伺いました。この話は親子で禁酒の約束をするのですが、守れず二人がベロベロに酔っぱらってしまい、挙句親父は財産を「顔が七つも八つもある化け物みたいな倅には譲れぬ」、倅は「私だってこんなくるくる回る家、もらったってしょうがない」という「落ち」なんですが・・・・・。この噺を客席で聞いていた孫娘(小2)、終わると楽屋に走ってきて「じじ、お願いがあるの。うちのパパと禁酒の約束をして!」だって、即「いやだ!」って断りましたがね。
トリは毎回「楽之介師匠」。今回の演目は「西行」それに地噺、さすが師匠毎回毎回聞かせます。
当日は190名の大入り、総研OBで常連の寺尾さん夫妻を始め大勢のOBの皆さん、ありがとう御座いました。お楽しみ頂けましたでしょうか?
出演が終わると恒例のお楽しみ抽選会、仲間の陶芸家さん作品「巾着田の彼岸花がデザインされた湯呑・師匠の色紙・飯能の寄席の招待券」がセットで当たります。OBの方がどなたか当たっていましたね!おめでとうございます。
さて「石の上にも3年」という言葉があります。始めた当初そんな気持ちでやりましたが17年経ちました。日高に落語が根付くよう、これからも18・19回とやって行きたいと思います。
以上