10月4日和歌山OB会の上道さんから「読売新聞で上田展史(ひろふみ)さんが無線交信で表彰を受ける記事が出ている」と連絡が入った。
この賞は、読売新聞社が国内のアマチュア無線家に贈る賞で、名称は「全日本一万局よみうりアワード」。国内の一万局と交信し交信証を集めたアマチュア無線家に贈られる、価値の高い賞であることが分った。
同時に電波法を管轄する、総務省からも表彰状が送られる。
受賞式が10月19日に読売新聞和歌山支局で催されたのでお祝いに伺った。
1969年この賞が制定されてから全国で435人目、和歌山県では6人目。
受賞の条件は大変厳しく、47都道府県の無線局との交信はもちろん、きびしい交信要件を満たした上、審査をパスする必要がある。交信した局数は延べ32000局を超えるという。
現在も1級アマチュア無線技士の資格を持ち、「有田アマチュア無線クラブ」の会員として精力的に活動されている。初級の無線従事者資格をとったのは昭和45年(1970) コールサインはJH3QED。翌年の昭和46年東燃に入社、それ以後活動を続け45年の無線歴で達成した快挙である。
さらに全国928町村のアマチュア無線局との交信達成まであと13と迫っている。困難な目標であるが、あとひと頑張りして達成していただきたい。
上田さんは「アワードを取得することのみが目的ではない。仲間との交流、アンテナなどの製作・調整に必要な知識の向上、地域防災ボランティアを通して社会貢献などによりアマチュア無線の発展を図るのが大切である」と謙虚に話されたのが印象的であった。
写真説明
写真―1 読売新聞和歌山支局長から表彰される上田さん
写真―2 受賞に駆け付けた方々と(左から友人の松本さん、日本アマチュア無線連盟
和歌山県支部長 田中さん、 受賞された上田さん、柴田)
写真―3 表彰状
写真―4 盾と副賞
写真―5 愛用の無線機と上田さん
以上