この度第45回東燃和歌山OB会総会の席で喜寿のお祝いを頂きありがとうございました。今回の受賞者は昭和14年生まれで、東亜燃料工業の誕生した年でもあり不思議な縁です。
私が入社したのは、昭和30年4月NM卒の新規の採用であり15歳でした。1年間の導入教育は高等学校の教科書を使い、数学・物理・化学・英語等の講義を受けました。先生は従業員の先輩方で大変お世話になりました。また現場教育では修理工場で溶接等の実習も体験しました。この期間の教育を基礎として製油現場に配属され、三交替勤務も経験しました。
現場での思い出は、BTX(芳香族製造)装置のイニシャルスタートアップを経験したことと、ESPL(エッソシンガポール)工場の新設稼働でスタートアップアドバイザーの一員として、海外出張の経験をしたことです。これらの大きな仕事に参加できたのは人生の大切な宝物となっています。
一方、会社は文体活動にも力を入れてくれました。和工バレーボール部に所属し黄金時代には県代表として数々の全国大会に出場しました。また三事業所対抗には絶対に優勝をすることを目標に掲げ合宿までやりました。今では各事業所には友人・先輩・後輩も沢山でき、人との出会いの素晴らしい思い出となっています。
定年後は水泳を始め、マスターズの大会にも参加しています。これからも健康・人とのかかわり等を大切にして若さを保っていきたいと思っています。
最後になりましたが、素晴らしい時代に素晴らしい会社に勤められた事を心から感謝してペンを置きます。ありがとうございました。
写真説明
和歌山OB会総会で 前列中央が本人
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