春一番が吹き季節は確かな歩みで移ろい冬枯れの野山も日毎に春の彩りを増している。
そんな2月の最後の日曜日、暖かな日差しに誘われて庭の春を観察した。
路地植え、鉢植えの混在するクリスマスローズ。手入れ管理が難しく年ごとに株数が少なくなったが、今年も見事な花を咲かせている。うつむき加減の花は、色どりは地味で目立たないが、よく見るとその花形はとても気品があり豪華だ。
庭を裏に廻ると、もはや旬を過ぎ、とう立ちした大小の蕗の薹が立ち並ぶ。間もなく新芽が伸びる、キャラ蕗を作るのが楽しみだ。そして、道沿いのフェンスにからむ木瓜、当地に住み始めた当初に挿し木で植えた古木、今年も蕾をいっぱい従えて鮮やかな真紅に咲き競う。まさに、春はすぐそこだ!。
以上