愛媛県砥部町主催の240周年記念イベント「砥部焼まつり」に家族と行く途中、瀬戸内海国立公園内の、香川県観音寺市の名勝琴弾(ことひき)公園に立ち寄りました。
白砂青松の有明浜に描かれた「寛永通宝」の砂絵は東西122m、南北90m,周囲345mの 巨大な砂の芸術で、琴弾山頂からの砂絵と青い瀬戸内海の眺めは、圧巻です。山頂には和歌山県生まれの漢詩家、高橋藍川(らんせん)の漢詩碑「白帆鷺の如く滄溟に入る 水愈碧に松愈青し 通年千年客の拾うなく砂浜歴々銭形を見る」が建ちます。
銭型砂絵の謂れは「1633年(寛永10年)に、藩主の生駒高俊侯が領内巡視の時、土地の人たちが歓迎の気持ちを表すため、一夜にして作りあげた」と説明されていますが、このほかにも諸説あり決定打はないと言われます。
公園に隣接して「世界のコイン館」がありこちらも見学してきました。世界のコイン約2,000点が展示されていました。コイン館の2階には大平正芳記念館もあります。
写真説明
写真-1 巨大な「寛永通宝」の砂絵
写真-2 砂絵を詠んだ高橋藍川の漢詩碑
写真-3 本物の「寛永通宝」硬貨(世界のコイン館にて)
写真-4 世界のコイン館と大平正芳記念館の正面
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