この度、OB会総会において、喜寿のお祝いを頂きありがとうございました。
この機会に、東燃時代の自分史を見ながら、懐かしい想い出を書き出してみました。
昭和38年に入社し、和歌山工場で新入社員教育を受けた後、保全部に配属になり、東燃の人生のスタートをきりました。その後、東燃・TSKのいろいろな装置やプラントの建設・保全にかかわり、貴重な体験をさせていただきました。
東燃社内での転勤9回、家族と共に社宅の転居も9回と、いろいろな場所で、たくさんの人たちと触れ合い、良い体験をさせていただきました。
特に、3回赴任し、12年間滞在した和歌山工場(機械技術課、保全部)では、子供たちが小学生の頃で、楚都浜の社宅の皆様方と家族ぐるみで仲良く助け合いながら、楽しい時期を過ごすことができました。今思い出しても、社宅の皆様が、とても優しく温かく思いやりに満ちていて、本当にありがたかったな、と心から感謝したい気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
東燃という会社は、一人ひとりの社員を大事にすると同時に、家族の交わりも含めて、お互いを大切にする気持ちも大事にして、人間としてとても貴重なことを身をもって学ばせていただいたと感謝しております。
その基礎があったからこそ、その後関係会社に出向しても、その資質を活かして東燃マンは大活躍する場面が多くみられ、また、外部で高く評価されていて、とても誇りに感じたものです。
そのお陰で、退職後のセカンドステージの人生においても、地域の人たちと協力して、「男のセカンドステージの生き方を探る」講座を企画したり、傾聴ボランティア講座を開催して、老人ホームでお年寄りのお話し相手になったり、といろいろなボランティア活動をして社会に貢献しております。
また趣味の謡曲もその後も続けていて、喜び楽しみながら、充実した人生を過さて頂いております。 最後になりましたが、東燃時代お世話になりましたおおぜいの皆様方に心から感謝申し上げると同時に厚くお礼申し上げます。
以上