氏 名
 新谷 修
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成29年07月16日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 第24回東燃川崎OB総会で、喜寿のお祝いを頂き有難うございました。1963年に入社以来、2001年の定年退職迄の38年間、良い会社で仕事が出来たことを感謝しています。

 端的に言うと、入社以来、技術・建設畑を中心に身を置いた感じがします。関係したプロジェクトでは、2SCや川崎工場のKE-2と、直脱等の建設業務に従事しました。
 1973年のオイルショックでは、川崎工場の直脱プロジェクトでプロセス設計を完成させたもののプロジェクト自体は中止となり、これで建設に関する仕事に従事することはもうないだろうと考えていました。しかし、1977年にTTECへ出向となり、引き続き国内外(関西石油・台湾・シンガポール・印度・スペイン等)他社のプロジェクト業務を統括するようになりました。
 1982年にTTECへの出向は終わりました。このTTCE時代は主に海外業務に従事し、知識・顧客対応能力・国際性等、自己を高めるのには大変良い機会だったと思います。

 その後、和歌山→川崎→和歌山と、工場勤務に従事しました。この期間にも、小規模ではあるものの装置の新設に関わりました。川崎工場の排煙脱流装置新設、EXPANDER新設、アルキレーション装置新設及びCCR装置新設などです。
 1997年に再びTTECに移り、僅かなEXXONの技術販売と、石油国家備畜基地の保全業務を主体とする統括業務に就きました。

 38年間の東燃グループでの会社生活は殆どが技術・建設畑の業務でしたが、良き上司や仕事仲間に恵まれたことに感謝の念が一杯です。
 ただ残念なのは、独身時代に共に勉強し帰省の際には車中で酒を酌み交わし語り合ったり、互いの結婚式に出席し合ったりした同期入社の友人、山本健三氏の不慮の死です。若い頃悩んでいた時、彼の忠告で問題を解くことが出来ました。仕事のみならずもっとお付き合いをしたかった。

 2001年に定年退職後は、地域の自治会活動・趣味の陶芸・旅行・街道歩き・ゴルフ・釣り等を楽しんできました。
 元気なうちは遠方から、そして年々より近くの国々への海外旅行や、楽しい釣り仲間との釣行等を楽しんできましたが、70歳頃から腰痛に悩まされ出し、陶芸・海外旅行・街道歩きやゴルフは諦めました。
 旅行は昨年の海外旅行(腰痛で難儀したカンボジア旅行)を最後に国内旅行に切り替え、偉人達の足跡や見ず知らずの地の自然・料理・お酒・博物館・資料館等を訪ねる事を目的に、公共交通機関を利用して旅を楽しんでいる昨今です。

以上 

     
 
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