7月23日(日)静岡市清水区入江にある浄土宗法岸寺境内で入江商店会・入江地区まちづくり推進委員会・法岸寺による「朝顔まつり」が開催され、大輪の花や色模様の珍しい花など、多数の朝顔が出品されました。最優秀賞には大輪のピンクの花が2つ並んで咲いた朝顔が選ばれました。
当日は朝顔コンクールのほか、朝顔の絵コンクール、太鼓演奏、野菜市、フリーマーケットも行われ、近隣住民で会場は賑わっていました。
朝顔と法岸寺
約400年前の安芸の国秋月藩の家老の娘「深雪(後に「朝顔」を名乗る)」と周防の侍との悲恋物語に基づいて作られたと云われる浄瑠璃「生写朝顔日記」。
実際は「深雪(朝顔)」は、東海道を下り、遠州で暮らした後、駿河の船奉行、旗本の山下弥蔵の内室となり、43歳で亡くなり法岸寺に葬られました。
法岸寺には「朝顔日記」のモデルと云われている「深雪(朝顔)」の墓があり、 この故事に従い、入江商店会では毎年法岸寺で「朝顔まつり」を開催しており今年で20回を迎えました。
写真―1 大輪の朝顔
写真―2 コンクールに応募した朝顔
写真―3 模様の珍しい花
写真―4 真っ白に見えた花が写真に撮ると・・・
写真―5 朝顔日記深雪の墓
写真―6 法岸寺本堂
以上