私は10年ほど前に埼玉県坂戸市の居住地区の自治会長をしていましたが、その頃から居住地区で区画整理が進行して新しい入居家族が増加し、それに伴い小さい子供達が増えてきました。全国的には少子高齢化で地域の子供の数が減っている中で、元気に走り回る大勢の子供の姿を見ると健康に育ってほしいと願わずにはいられなくなりました。
私が小学生のころ(田舎)、夏休みには家の前の小さな広場でラジオ体操が行われました。朝6時30分に参加して体操後に出欠カードへスタンプを押してもらったら楽しくなって続けて参加し、ラジオ体操最終日に参加賞(鉛筆など)を貰って嬉しかった記憶が蘇ってきました。又長い夏休み中にラジオ体操で友達に会えるとなんとなく安心出来ました。
区画整理で10年ほど前に我が家に隣接して広場が出来ました。この広場で小学生対象に「夏休みラジオ体操」を実施してみようと周辺の自治会長に相談した結果、松下が実行委員長となり、企画・運営することになりました。毎年、夏休み開始から終了まで行い(お盆の期間は除く)、今年で9年続いております。
出欠カードや参加賞の準備等は参加地区の民生児童委員に協力していただき、ラジオ体操後に子供たちの出欠カードへスタンプを押す役割は参加地区の自治会長に担って貰っています。
ラジオ体操参加者は毎年増加して、昨年のラジオ体操参加者総数は250名でしたが、今年は7月末で既に300人に達しました。写真-⑤参加者の構成図から、小学生も大人も男性より女性の方が多いことがわかります。日本全体の人口構成も男性より女性の方が多いようで、これからの社会は元気な女性の力に託すことになるのかなと思いました。
写真説明
写真-① 毎回体操前に挨拶をしています(本人)
写真-② ラジオ体操実施風景1
写真-③ ラジオ体操実施風景2
写真-④ ラジオ体操後に出欠カードへスタンプ
写真-⑤ 参加者の構成図(H28年夏、7月末時点)
以上