8月5日・6日清水港日の出埠頭で、第70回清水みなとまつり・マリンフェスタ2017が開催されました。両日とも護衛艦むらさめの一般公開、ブルーインパルスの展示飛行(5日は予行飛行)と海上保安庁の巡視船の一般公開が行われました。中でも圧巻は同まつり14年ぶりのブルーインパルス予行飛行・展示飛行で、T-4中等ジェット練習機をブルーインパルス仕様に改造し、最高時速1,000km以上といわれる機種を自在に操り披露される数々の演目で、迫力満点です。埠頭は観る人・撮る人でいっぱいでした。ショーは約30分間ですが、次はどちらの方角からどんな隊形で進入してくるのか、演目は何かなどワクワク感一杯です。6日には当日搭乗しないパイロットによるサイン会も行われ長蛇の列ができました。清水に基地(滑走路)がないため離陸前のウォークダウン~タキシング(整備士とパイロットのコミュニケーションとフライト前のチェック後、6機全てに異常がなければ1番機から順に一列になって滑走路に向かうこと。オープニングセレモニ―的なもの)が観られなかったのは心残りでした。
2日間とても暑い日で、両日とも埠頭にいたのでかなり日に焼けましたが、ブルーインパルスの巧みな操縦技術と青い空に描かれるスモークを堪能できたことに満足しました。
ブルーインパルスとは、航空自衛隊の飛行隊の一つで、このアクロバットチームのニックネームです。1964年世界へ初めてテレビ生中継された東京オリンピック開会式で会場上空に五色のカラースモークで五輪マークを書き、世界を驚かせたチームです。大阪万博では、”EXPO70”の文字も書きました。
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写真-1 |
6機によるデルタターン(6機がデルタ隊形で進入そのまま360度の旋回に入り水平飛行に戻る演目です。) |
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写真-2 |
5番機・6番機によるハート書きスタート |
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写真-3 |
5番機による720度ターン(左旋回360度すぐに右旋回360度と8の字を書くかなり過酷な演目です。) |
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写真-4 |
デルタ隊形でループしながら飛行機の間隔を詰める。 |
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写真-5 |
サンライズ。ブレイクして5方面に散る。 |
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写真-6 |
サンライズ。日の光を表現。 |
以上