この度は、第46回東燃和歌山OB会総会の席上、喜壽のお祝いをいただき誠に有難うございました。
77年を振り返ってみますと、昭和15年に誕生、翌年の昭和16年に太平洋戦争勃発、終戦間際の空襲に怯え、終戦後は食料品をはじめとする物資不足を耐え忍び、やっと落ち着きかけた昭和21年には南海大地震が発生。
その後も昭和28年夏には紀州大水害と言われた、集中豪雨による洪水から命からがら逃げのびて、何とか生活が戻った昭和30年に東燃に入社しました。
右も左も分からない15歳の若造が、先輩方の温かいご指導を受けた記憶は忘れ得ません。おかげさまで、私は会社生活40余年の殆どを潤滑油(特にワックス)関係の職場で過ごすことができました。紙上をお借りして改めて感謝のお礼を申し上げます。
定年後約20年、現在は野菜作りに励んでいます。暇を見つけては寺社仏閣巡りや、絵画の展覧会を鑑賞したり小旅行に出かけて見聞を広めています。
一度しかない人生、健康をモットーにいつまでも元気な生活を送りたいと思う今日この頃です。ある展覧会で心に留めた一言を紹介してペンを置きます。
「おまえ百まで わしゃいつまでも」
今後も会社の益々の隆盛と、OB会会員の皆様のご多幸を祈念いたします。
以上