私の生まれ育った、六十六年住んでいる町、粉河(こかわ)は、西国三十三所三番札所の門前町であります。
ご詠歌は、『ちちははの、めぐみも深きこかわ寺、ほとけのちかい、たのもしの身や』と詠まれています。
朱色の大門をくぐり、参道を歩くと風猛山の中門へ、そこをくぐりぬけると、左に国宝の庭園を見ながら本堂が目に飛び込んできます。現在の本堂は享保五年(1720年)に創建された、江戸時代中期の寺院建築の代表的建造物であり、西国札所の中では最も大きいと云われています。
二月三日の節分の日は、節分厄除け法要が毎年執り行われています。また今年は、西国三十三所草創1300年記念行事で薬師堂ご本尊(千手千眼観世音菩薩)の御開帳が3/24(土)~5/6(日)まで間で行われます。
OBの皆様も西国三十三所をご巡礼される方は、ぜひこの機会にお参りされてはいかがでしょうか。
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