鎌倉の大船エリアで、玉縄桜(たまなわざくら)が見頃を迎えています。玉縄桜は、神奈川県立フラワ-センタ-大船植物園で1969年に発見され、育成された鎌倉生まれの桜であり、染井吉野と大寒桜の自然交配種と推定されています。名前の由来は、かつて近くにあった玉縄城にちなんで名付けられました。
特徴は例年2月中旬から咲き始める早咲きであって、花びらは染井吉野に似た淡いピンク色であり、花期が1ヶ月と長く3月中旬まで楽しめます。
鎌倉原産の桜を広めようとするボランティアの活動により、大船エリア近隣周辺の団地や病院、鎌倉市内の学校や神社等に数百本が植樹され、各所で育った玉縄桜を観る事が出来ます。
写真説明
写真-1 玉縄桜
写真-2 フラワ-センタ-内の玉縄桜原木
写真-3 玉縄桜の花びら(淡いピンク色)①
写真-4 同上 ②
写真-5 近隣周辺に植樹され育った玉縄桜 ①
写真-6 同上 ②
以上