「カタクリの花」今年も咲きました

　関東地方で有名なカタクリの群生地と言えば栃木県佐野市の万葉自然公園かたくりの里ですが、私の住んでいる埼玉県にもカタクリが自生する場所があります。それは北本市内です。あまり知られていませんが、北本桜公園（北本市高尾）すぐ横の阿弥陀堂裏の斜面です。

　カタクリは丘陵地や台地の斜面に自生するユリ科の多年草で、花茎を伸ばして赤紫色の花をつけます。目立たない花ですが、可憐な花です。カタクリは靴で踏まれたりすると、次の年には花を咲かすことが出来ません。北本市教育委員会の文化財保護係では、ボランティアの人達と共に柵やロープを張って、見物人が立ち入らないように守っています。

　もう18年にもなりますが、毎年数が増えていくカタクリの花を見て楽しんでいます。

写真説明
写真① カタクリの自生する北本市阿弥陀堂裏の斜面
写真② 群生するカタクリの花集団
写真③ 花茎を伸ばした赤紫色のカタクリの花（その①）
写真④ 花茎を伸ばした赤紫色のカタクリの花（その②）

以上