知人が住んでいる神奈川県大磯町を訪れた際、一度は行ってみたいと思っていた、旧吉田茂邸を見学してきました。戦後初の内閣総理大臣を務めた吉田茂が、本邸として晩年を過ごしたところです。
平成21年3月に焼失しましたが、再建され平成29年4月から公開が再開されています。吉田邸は大磯城山公園内の西湘バイパスに接した場所にあり、今は多くの観光バスが来ており観光コースにもなっています。
正門から入るとバラ園、兜門、吉田邸、庭園、吉田茂銅像等が続いています。
(写真説明)
写真① |
バラ園:バラ大好きの吉田茂は大きなバラ園を造っていましたが、カーター大統領の来訪時に一部駐車場化され、縮小されました。ここのバラが吉田茂の国葬の際、飾られたそうです。 |
写真② |
兜門:屋根の形が兜に似ていることから兜門と呼ばれています。焼失を免れた貴重な建物で屋根は「檜皮葺き(ひわだぶき)」の技法が用いられています。 |
写真③ |
吉田茂本邸:大磯町により再建された吉田茂本邸とその前の庭園の一部。本邸内には応接間、書斎、食堂、寝室等があります。 |
写真④ |
吉田茂邸内の食堂(ローズルーム):アール・デコ調の室内となっています。毎年新任の外交官を招待していたようです。 |
写真⑤ |
吉田茂の銅像:昭和58年に建立されたもので、顔はサンフランシスコ、首都ワシントンを向いています。 |
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