「午前中雨」の天気予報は見事に外れて終日行楽日和となった11/12、清水OB会恒例のバス旅行が催行された。
清水駅7時半出発→新東名金谷→千頭駅から南アルプスあぷとラインのトロッコ電車で閑蔵駅→川根本町で昼食→塩郷の吊り橋→新金谷駅ロコプラザ→清水駅17時半帰着の約10時間の短距離日程である。
参加費の値上げと飲み物等は各自持参をお願いしての案内となったが、OG7名と横須賀から駆け付けたK氏を含め26名の参加を得た。心配された天気の好転も、メンバーの心掛けの良さであろうと勝手に納得する。
今回のメインは、アプト式区間の体験乗車と、大井川沿線の秋景色をトロッコ電車に乗ってのんびりと楽しむ1時間半。紅葉は時期尚早か?今一つであったが、高さ70mの鉄橋駅から見下ろす長島ダム放水の眺めはお勧め。また、5両編成の最終1両を我々団体に貸切り状態で世話してくれ、アプト式の説明やトンネルを抜ける毎に変わる風景を臨場感たっぷりに一生懸命話してくれた若き女性車掌さんの心意気に、大井川鉄道の株がOB連にはちょっと上がったようだった。
昼食の「とろろ定食」に舌鼓を打ち、SLが見える「塩郷の吊り橋」を歩き大井川の広さを再認識する。新金谷では、SLの2連引きと転車台のオペレーションに遭遇するチャンスに恵まれた。
緊縮財政の折、遠出は難しくガイドは同乗しなかったものの、タイムリーにコメントを入れるDJドライバーはたまたま会長と顔馴染み、飲み物持参・差し入れ大歓迎の呼びかけに快く応えてくれたメンバーでカラオケスナックと化したバスの中は終始笑い声が絶えず、時の経つのも忘れる楽しい一時となったと。
色々なラッキーが重なったこともあったが、幹事として勇気を頂いた一日となった。
以上