「藤の花7、8分咲き」との報を得て、本社OB会総会開催日(5月10日)の前日、境内に咲く藤の花が有名な埼玉県北部の本庄市にある長泉寺へ、さいたま市にある我が家から車を走らせました。
骨波田とはこのあたりの古い地名ですが、坂上田村麻呂が退治した大蛇の骨にまつわる伝説に由来しています。沼の底に沈む大蛇の骨が祟り、村に疫病や天災をもたらしました。ある高僧が祈ると大蛇の骨が波を立てて沼の底から浮かびあがり、これを供養したところ疫病や天災はおさまりました。この高僧が長泉寺を開いたと言われています(この部分引用元:LINEトラベルjp.)。
室町時代から残る山門の櫓の上からの眺めは一興でした。また、樹齢270年の白い藤と樹齢650年の紫の藤(ノダナガフジ)の花房が滝のように流れる中を縄のれんをくぐる如く散策しながら、馥郁たる香りに浸りました。
なお、先週掲載のKSSOB会の滝本守さんの「鎌倉と藤沢の藤」と題材が被りましたが、“皐月には藤がよく似合う”ということでご勘弁いただければ幸いです。
写真説明
写真-1 山門の櫓の上から本堂前庭に咲く藤を望む
写真-2 樹齢270年の白い藤
写真-3 樹齢650年の紫の藤(ノダナガフジ)
写真-4 滝の降る如く見事な花房群
以上