氏 名
松村 光雄
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
令和01年05月24日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 早いもので私も喜寿を迎える年になりました。自分では「あれっ、もうそんな年かよ」と思ってはいますが。
 人の見てくれは、若い頃にはそんなに差が無くても、年を取ってくると大きく差が出てくるようです。おおむね3つのグループに分けられ、年よりだいぶ老けて見えるAグループ、年相応のBグループ、年よりもだいぶ若く見えるCグループ。これは年とともにグループ格差が開いてくるようです。私はそのグループ格差はおおざっぱに言って±年齢割る5くらいではないかと思っており、たとえば70歳だったら70割る5で±14。Aグループは見てくれ84歳ぐらいの集団、Bは年相応、Cは56歳相当、といった具合。なぜ割る5なのかは五臓六腑の五臓が老化を決める重要な働きをするからという、訳のわかったようなわからんような(どうも元技術屋の性で数値化と理屈付けにこだわる)。体重計で私の体内年齢は調子のいい時63歳を示すが、実際の見てくれはどうなんだろうか?

  さていつまでも若さを保つ秘訣は、色々と言われたり、ものの本にも書かれたりしているが、名前を聞けば皆さんもきっとご存知の100歳過ぎて尚矍鑠(かくしゃく)としてご活躍の方と、以前食事を共にしたことがあります(残念ながら最近確か108歳でお亡くなりになられた)。
 「先生はなぜそんなにお元気なんですか」とお伺いしたところ、まあ色々とおっしゃっていましたが、一つだけなるほどなあと記憶に残っているのは、「年をとると人皆受信の生活が中心となる。本を読むとか、新聞を見るとか、テレビを見るとか、みな受け身。なるべく発信することを心がけなければダメです。ですから私は文章を書いたり、頼まれれば許す限りどこへでも出かけていって講演をします。」
 私もできる限り発信することを心がけようと思っています。

以上 

     
 
懇親会にて
 
懇親会にて
 
         
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