中津川林道は埼玉県と長野県を結ぶ唯一の車道です。台風被害で通行止になっていましたがこの6月、3年ぶりに開通したので、新緑と遠望を楽しみに行ってきました。
林道は埼玉県秩父市から県境でもある三国峠を経て長野県川上村へ下ります。埼玉県側は非舗装路ですが、山道としてはさほど狭くはなく、路面もフラットです。新緑の山道を走り高度を上げるとだんだん展望が開け、峠からは八ヶ岳が眺望できました。峠からは舗装路で、川上村に入るとビニールの畑が広がります。川上村は農家平均年商2,500万のレタス栽培で少し前に話題になりました。
川上村からは林道川上牧丘線で大弛峠に向かい、甲府に下ります。この林道は川上村のHPにあるように普通乗用車の通行は困難で車高の高い4WD車でないと大変な、河原のような大石ゴロゴロの悪路でした。ただ3年前に来た時よりも整地されフラットにはなっていました。大弛峠は標高2,365m あり、車が通行可能な道では日本最高高度だそうです。ちなみに富士スバルライン終点の五合目は2,305m。大弛峠はまた、金峰山への登山口でもあり、たくさんの登山者のマイカーが止まっていましたがほとんどが山梨県側からの舗装路で来ています。清水工場にいた40年ほど前、舗装されていないドロドロの道を大弛峠まで来て、金峰山に登ったことを思い出します。
旅の楽しみは食事と温泉。夕ご飯は甲府名物のもつ煮蕎麦、温泉はほったらかし温泉に入って帰りました。
写 真:6枚
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新緑が綺麗な中津川林道 |
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三国峠からの埼玉県側。奥秩父の山並みが見えました。 |
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三国峠長野県側の駐車場からは八ヶ岳が遠望できました。 |
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大弛峠への登りは石ゴロゴロで、4WD車にとっては実力を試せる逆にありがたい存在です。 |
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大弛峠から川上村方向は非舗装路。写真後方の山梨県側は舗装路で、広い舗装駐車場があります。 |
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もつ煮そば。もつ煮とそばがどうコラボしてるかと思ったら別皿でした。もつ煮といっても、レバーとハツだけです。
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以上