新緑萌ゆるこのシーズンになると、野鳥愛好家がこぞって集まる峠(標高;約1,500m)が、東京都と山梨の県境にあります。
5月GW最初の日曜日には、約140台のマイカーが訪れ、峠の駐車場(収容車数;約40台)に駐められず峠道に溢れたと云います。
GW明けの平日に自宅を4時に出発し、峠の駐車場には6時に到着、多少心配した駐車場には4~5台の車しかなくほっと一息。
色んな野鳥の澄んだ鳴き声が響く林道をそぞろ登り、探鳥家が集まるスポットに到着すると、なんとそこには10名近くのカメラマンがどっかりカメラを構えて臨戦態勢に。
軽く挨拶を済ませて静かに待つこと数分、次から次へと野鳥が木立や茂みから姿を現してくれました。
この日カメラに収めた野鳥は、「ゴジュウカラ」「クロジ」「ソウシチョウ」「コガラ」「キビタキ(雄・雌)」「コルリ」「コマドリ」「キバシリ」の9種類。
今回は、この中から「コルリ」をご覧いただきます。
「コルリ」は全長;約14㎝(スズメ大)、文献によると、夏季に中国北東部、ロシア南東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬するそうです。
日本には、繁殖のために北海道、本州中部以北に飛来する夏鳥です。
さえずりは、「チッチッチッ‥」から始まり「ピールリ・ピールリ・ピールリ・・・」などと、力強い澄んだ声を続けて聴かせてくれました。
それでは、全身を震わせてさえずる「コルリ」をご覧ください。
(写真説明)
写真-1 「コルリ」の容姿
写真-2~4 さえずる「コルリ」
以上