氏 名
木澤 正己
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
令和01年06月01日
表 題

 『野鳥の世界-18』

本   文 

新緑萌ゆるこのシーズンになると、野鳥愛好家がこぞって集まる峠(標高;約1,500m)が、東京都と山梨の県境にあります。

5月GW最初の日曜日には、約140台のマイカーが訪れ、峠の駐車場(収容車数;約40台)に駐められず峠道に溢れたと云います。

GW明けの平日に自宅を4時に出発し、峠の駐車場には6時に到着、多少心配した駐車場には4~5台の車しかなくほっと一息。

色んな野鳥の澄んだ鳴き声が響く林道をそぞろ登り、探鳥家が集まるスポットに到着すると、なんとそこには10名近くのカメラマンがどっかりカメラを構えて臨戦態勢に。

軽く挨拶を済ませて静かに待つこと数分、次から次へと野鳥が木立や茂みから姿を現してくれました。

この日カメラに収めた野鳥は、「ゴジュウカラ」「クロジ」「ソウシチョウ」「コガラ」「キビタキ(雄・雌)」「コルリ」「コマドリ」「キバシリ」の9種類。

今回は、この中から「コルリ」をご覧いただきます。

「コルリ」は全長;約14㎝(スズメ大)、文献によると、夏季に中国北東部、ロシア南東部、朝鮮半島、日本で繁殖し、冬季になると中国南部や東南アジアへ南下し越冬するそうです。

日本には、繁殖のために北海道、本州中部以北に飛来する夏鳥です。

さえずりは、「チッチッチッ‥」から始まり「ピールリ・ピールリ・ピールリ・・・」などと、力強い澄んだ声を続けて聴かせてくれました。

それでは、全身を震わせてさえずる「コルリ」をご覧ください。

(写真説明)

写真-1  「コルリ」の容姿

写真-2~4 さえずる「コルリ」

以上 

     
 
写真-1
 
写真-2
 
         
     
 
写真-3
 
写真-4
 
         
写真をクリックすると拡大写真が見られます