氏 名
横澤 弘
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
令和01年06月01日
表 題

 喜寿を迎えて

本   文 

 いつの間にか喜寿を迎える歳になりました。思い返せば、55歳で早期退職し22年も過ぎたのに、つい先頃退職したような感じで時の経過の速さに驚いています。

 この間に同居の父は平成20年92歳、母は平成30年95歳で、両親とも自宅で亡くなりました。母親は要介護5で全く身動きできない状態で、1年弱の介護となりました。近所に住む妹にも助けてもらいましたが、介護の大変さを実感しました。食事もできなくなってきた母は、徐々に徐々に弱っていきましたが、それでも亡くなる前の日には、妻が甘酒をスプーンで飲ませると、1口飲み終わる度に美味しいね、ありがとうと言って、何杯もおかわりをしていました。夜中に風が強かったので、寒いのではないかと心配になり軽い羽毛布団を掛けてやったら、すやすやと寝息がしたので無事を確認し寝ました。翌朝声をかけに行ったら、顔が冷たくなっていて穏やかに息を引き取り、30年の同居生活に終止符をうちました。

 会社退職後の生活ですが、相変わらず続けている下手なゴルフは介護の間1年ほどコースに行かなかったこともあり、最近では100を切れれば、今日は良かったという状況です。健康的にまた楽しくできれば良しと、自身を慰めています。

 これに反し、ゴルフ仲間から教わつたそば打ちは、十数年打ち続けた結果、近所の方やゴルフ仲間、妻の友人等に好評を得ています。年配になるとそば好きの人が多く、美味しいと言っていただけることが励みになっています。2年前までは大晦日に100人前位打っていましたが、最近は体力も落ちてきたため打つ数も少なくなっています。

 その他にも健康法として足腰を鍛えることと、若干の収入を得るため、十数年メール便の配達を週3~4回行っています。そのおかげで、今まで余り関心を持って見ることがなかった花にも目を止め、四季折々に咲く花を楽しむことができて季節の変化を感じています。

 家の近くの川沿いには「雉」も生息していたり、田んぼに水が入ると、夜は
「カエル」の大合唱でのどかな田園生活です。会社に通ったころは、遠くて大変でしたが、今は田舎暮らしを満喫しております。

(写真説明)
 写真1 左から本人、新宅祐太郎さん、小野哲生さん、青島茂さん
 写真2 左から近藤力さん、大久保宏昭さん、本人、JXTG小野田泰役員

以上 

     
 
写真1
 
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