今回は、前回に引き続き、東京都と山梨県の県境にある峠で出会った『ソウシチョウ(相思鳥)』(スズメ大)を紹介します。
文献によると、この鳥、つがいのオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、「相思鳥」の名がついたと言われています。
元々は日本列島には棲息していませんでしたが、江戸時代から飼い鳥として親しまれてきており、本格的には1980年以降の日中国交正常化に伴って中国からの輸入が激増し、その中から何らかの理由で囲いから出たことが棲息の始まりと言われています。
てな訳で、お決まりの特定外来生物に指定され、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっていますが、他の小鳥と同居させても争うことがないため非常に飼いやすいそうで、私が出会った時も、他の野鳥に混ざって元気に飛び交う中で、鮮やかな姿を見せてくれました。
それでは、綺麗な『ソウシチョウ』をご覧ください。
(写真説明)
写真-1、2 『ソウシチョウ)』のオス
写真-3、4 『ソウシチョウ)』のメス
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