都会の喧噪の中ではなかなか姿を見られない『ツバメ』も、少し郊外に出れば、初夏の風物詩として民家の軒先などで繁殖し、親鳥が餌の昆虫の捕捉のために盛んに空を飛び交う姿を見せてくれます。
この『ツバメ』は、遠く台湾、フィリピン、そして東南アジアの温かい地で越冬し、4月初旬になると日本に渡ってきて繁殖するそうです。
日本人なら、かわいい雛が、泥を固めた巣の中から黄色い口を大きく開き、元気な声で親鳥に餌をねだるの姿をご覧になったことがあるでしょう。
この雛も、3週間程度で巣離れをして、近くの野山で親鳥からの給餌を受けて成長するようになります。
そんな雛が、近くの河川の葦原で親から給餌を受ける様子を、5コマの写真(時間にして約0.5秒)に納めましたので、ご覧ください。
(写真説明)
写真-1 『ツバメ』の雛が大きな口を開き親鳥を待ち受けます。
・・・ 右下に接近する親鳥の頭が見えます。
写真-2~5 『ツバメ』の雛が餌を受取る瞬間(4コマ)
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