1988年入社の古関惠一です。平成31年3月31日付で定年退職となりこのたび東燃総研OB会に入会させて頂きました。
大学の博士課程で高温気相反応を専攻しましたが、大学での研究者の道を目指さず東亜燃料工業に御縁を得て入社しました。
長く務めると思っていませんでしたが、31年間、研究や研究企画、業界活動の仕事に携わりました。
その間、内外多くの方々に多くのことを学ぶとともに多く感動することができ興味を失うことはありませんでした。
これもひとえに東燃の関係の方々に、数多くの機会で知識や感性を磨いて頂いた賜物と、心から感謝いたしております。
再雇用制度で少々会社におります。
ゼロ⇒1の探索的な研究、内外大学・政府機関との共同研究など企画業務を、「単体技術あるいはシステム」だけでなく「エネルギー需給状況や社会的関係」に即し全体として考え、少しでも実現可能性を高めるようにしたいと思っております。
今、特に興味があるのはベースロード電源としても使える、稼働率の高い幾つかの再生可能エネルギーの社会実装であり(海洋温度差発電・深層水などが例ですが)、産業振興やエネルギー需要があることが供給技術とともに重要と感じております。
どれほどよりよく関わることができるか取組みをしているところです。
また、御縁を活かし若い社会人を含む勉強会を発足させ交流を深める試みをはじめています。
以前と変わったことは、花や野菜を育てることに興味が出たことで、農作業は帰宅後の真夜中になることが多くなっていますが、19種類の野菜を作ったり、慣れ親しんで気に入った花の球根などを買い求めて育てたりしています。
気持ちを切り替え、心の平静を大切に生きたいと思っています。
これからもどうぞご厚誼のほどを宜しくお願い申し上げます。
以上