氏 名
矢崎 和忠
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
令和01年10月16日
表 題

 ナンとか登れた“にゅう”トレッキング

本   文 

 八ヶ岳に標高2,352mの“にゅう”という山があります。あまり知られていないかも知れません。天狗岳や北横岳といった有名な稜線からは少し外れているからでしょうか。
 ガイドブックには「初心者の方でも安心して気軽に登ることができます」と紹介されていました。そこで、先月の9月10日、千葉県で大きな被害のあった台風15号の通過直後でしたが、久しぶりに『初心者の山歩き』を楽しんできました。

 諏訪ICからメルヘン街道を約1時間の「白駒池」から登ります。ここまでは一般の観光客でにぎわっています。

  ところが、白駒池から先は一面にコケの広がる樹林帯で、見どころいっぱいは良かったのですが、「エッ、どこが登山道?」と頭を抱えてしまうような木の根がいっぱい、立ちはだかる大きな石がゴロゴロ。山頂下までずっと続きます。
 すれ違ったベテラン風の山ガールは、「いつもアイゼン装着の雪山だったので、こんなに歩きにくいとは思わなかった」と言っていました。
 標高差247mを、誰の足か知りませんが2時間弱で登れると書いてありましたが、ナント3時間もかかってしまいました。それでも休み休みでしたが、往復5時間半かけて初心者でもナンとか登頂することができました。

写真説明
 写真1: 「白駒湿原」小さな湿原ですが、樹林帯の中にぽっかりと空間が広がります。
 写真2: 「にゅうの森」一面のコケ。登山道は山頂下まで木の根がいっぱい、石がゴロゴロ。
 写真3: 「山頂下」岩だらけです。あと少し。疲れはピーク。でもここを登りきらないと。
 写真4: 登ってきた「白駒池」「茶臼山」方面の眺め。「三角点」で登頂記念のショット。
 写真5: “にゅう”の山頂。絶景です。息を切らして登った疲れが一気に吹き飛びます。

以上 

       
 
写真1
 
写真2
 
写真3
 
             
     
 
写真4
 
写真5
 
         
写真をクリックすると拡大写真が見られます