11月7日 紅葉には少し早かったのですが、奈良県生駒郡平群町(へぐりちょう)にある「朝護孫子寺」で特別公開中の国宝「信貴山縁起絵巻」を拝観方々、近鉄を乗り継いで参詣に行ってきました。
朝護孫子寺は山頂近くに建てられているため石段での登り下りが大変でした。当寺は毘沙門天を本尊とし、聖徳太子が創建されたとされている寺院です。公開中の絵巻は平安末期に描かれたもので、日本の四大絵巻の一つとされています。とにかく人の表情や物の躍動が、軽妙で精緻な筆致で描かれており、その動きの表現が奇抜で現在のアニメの手法に通じるものがあると感じました。
また、この寺は寺の縁起に関係がある「寅」をシンボルとしているので、阪神タイガースの守り本尊とされ、ここは阪神ファンの聖地と言われています。
以上