氏 名
甲田 光男
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
令和01年12月24日
表 題

 清水OB会 幹事研修会開催

本   文 

 清水OB会幹事会はいつもJXTG清水油槽所をお借りして開催していますが、たまには雰囲気を変えて行おうと話がまとまり、12月9,10日一泊二日で山梨県甲府市周辺へ研修会に出かけました。稲葉会長以下5名の幹事は「特急ふじかわ号」で一路甲府へ。久しぶりに乗車する身延線特急は快適で、富士川沿いの紅葉を眺めながら約2時間で到着。当日の行動は特に細かく決めていませんでしたが、昇仙峡に行ってみようと路線バスに乗り込みました。体力も考えて昇仙峡の渓谷を上流から下流へ約4Kmウォーキングすることとなり、まずはロープウェイでパノラマ台へ。晴天に恵まれた頂上からは南に甲府盆地と富士山、西に南アルプス連山、北に金峰山等360度の眺望が楽しめました。

 遊歩道の紅葉はピークを過ぎていましたが、渓谷にそびえ立つ奇岩や大小の滝を眺めつつ、マイナスイオンを一杯浴びながら約2時間のゆったりとした散歩ができました。甲府行きのバス停で、干し柿を販売していた店主に宿泊場所を聞かれたので告げたところ、「そこは食事がおいしい」と言われ一同期待しつつ、中央線経由で宿泊場所の石和温泉「ホテルふじ」に到着しました。ホテルは平日にもかかわらず満室とのことで大賑わいでした。さっそく温泉で一汗流した後夕食会場へ。噂通りの豪華な食事でコストパーフォーマンス的には最高でした。

 部屋に戻りそこからが本題の幹事会開始。会員数が漸減して行く中でのOB会運営方法や総会に出席できない方への活動報告手段その他雑談も含めて深夜1時半ごろまで延々と語り合いが続きました。

 翌日はゆっくりと朝食をとり、信玄公が祀られている武田神社へ向かいました。神社は武田氏の居館であった躑躅ケ崎館跡に鎮座していますが、境内周囲の堀や土塁がほぼ戦国時代当時のまま保存されており一見の価値があります。その後は時間的に余裕もあったため、甲斐善光寺にも立ち寄りました。金堂は東日本最大級の木造建築で、吊り天井に描かれた2頭の龍は手をたたくと多重反響による共鳴が起こり、日本一の鳴き龍と呼ばれているそうです。全員がこの鳴き龍を確認していました。

 2日間ともずっと富士山が見えましたが、やはり静岡県人なのでしょうか、静岡県側から見る富士山が一番との認識は全員共通していたようでした。

 帰りも同じ「特急ふじかわ号」で予定通り午後4時半に清水駅に無事到着。お疲れ様でした。

以上 

       
 
特急ふじかわ号
 
昇仙峡仙娥滝
 
遊歩道の紅葉
 
             
       
 
バスを待つ
 
武田神社
 
甲斐善光寺金堂
 
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