八十八才になりました。思えばかなり長い道を歩いてきたのかと思います。
最近は電車に乗っても、また和歌山市内に行っても、知人に逢うことが殆どなくなりました。ところが昨年、久しぶりにOB会に参加させてもらったところ、多くの方々に出会うことができ、大変嬉しく感じました。人の一生というものは、いろいろな人々との出会いの中で育んでいくのだとつくづく感じました。
その大部分は東燃という器の中で、出逢い体験してきたことなのだと思い、改めて有難いと感じた次第です。
有田市千田に須佐神社という宮があります。今年も初詣に行きました。毎年参拝に行くのですが、実を言うと足の力が衰えてきて一気に登ることはできなくなり、今年は無理かなと思ったのですが、数回立止まりながら何とか登ることができました。上に行くと本居宣長の碑があり、この宮は父須佐之男命のために伊曾猛命が紀の國を治めていたと記されています。そしてその近くに伊太祁曾神社遙拝所という場所もあります。
紀の國は伊曾猛命が治めて居たということで、父と共に韓国に行き多くの樹木の種を集めて紀の國に播き、そのために緑豊かな國になったといわれています。
ところで、最近、コロナウイルスのことが非常に心配になってきました。特効薬が無いので、感染した人に接触しないことが唯一の対策だと言われていますが、もし押さえきれなかったらと思うと心配でなりません。只々祈るばかりです。
写真-1 OB総会乾杯の発声
写真-2 OB総会懇親会にて
以上