私の妹の孫(姪孫・大甥=「てつそん」とか「おおおい」と呼ぶようです)吉井 虹(よしい こう)は、静岡県焼津市の出身ですが、地元の相撲クラブに所属して、小学4年生から国技館で行われる「ちびっこ大相撲」に出場、以後中学卒業まで全ての相撲大会で活躍しておりました。平成30年秋には、全国中学体育大会で団体:個人の両種目で優勝して、平成最後の中学横綱になりました。
昨年3月に川崎にある中川部屋(親方は元幕内:旭里・川崎市幸区南加瀬5-7-2)に入門、大阪場所の前相撲で一番出世、次の5月場所(令和の初めての場所)で初土俵、序の口:序二段をともに一場所で通過、三段目の九州・初場所・春場所を勝越し、五月場所の番付で史上8人目の16歳での幕下力士となりました。
幼いころ、私の腕の中で一緒にカラオケをした幼子が、今のような逞しい力士になるとは想像もしていませんでしたが、地元に相撲クラブがあったという縁に恵まれ、ひたむきに相撲に取り組む熱意と努力で、今日に成長したと只々驚くばかりです。
十両になると関取と呼ばれ、取り組みも毎日になり、給金も貰えて親方に恩返しもできることとなります。その当面の目標を目前にして、新コロナ感染症で相撲界も難局にありますが、高校・大学の進学を止めて、大きな夢を追求する少年にとって、挑戦の日々が続きます。すでに、吉井を強くする会埼玉支部長を自称する人もおりますが、ぜひ皆様の応援の後押しを得て、夢を実現させて戴きたく思います。
NHKのBS放送では、取り組みのある日(幕下以下は一場所7番制)には、13時過ぎに四股名「よしい」で登場します。大伯父からのお願い、宜しくお願いします。
添付写真
写真1:中学横綱表彰式
写真2:一番出世披露、親方の化粧まわしを借りて
写真3:故郷で富士山を背景に
写真4:先場所、本番前の気合いの入った姿
以上