鎌倉・東慶寺では毎年本堂(泰平殿)裏の「イワガラミ」が、5月下旬から6月上旬頃の開花時期に特別公開されます。
「イワガラミ」はユキノシタ科の植物であり、幹や枝から気根を出して、高い木や岩崖に絡みつきながら育つ事から名付けられました。花はクリ-ム色で周りを白い萼(がく)が縁取っています。
東慶寺の「イワガラミ」は、約30年前に植えられた1本の苗木が生長して、本堂裏の岩肌を覆いつくしたもので、他に観られない光景です。
又、同じ時期に境内の谷間の岩肌に群生した「イワタバコ」も見頃を迎え、多くの人が観賞に訪れます。
今年は、新型コロナの感染拡大防止の観点から閉門中(6/18まで)のため、写真は昨年度に撮影したものです。
写真1 イワガラミの特別公開
写真2 本堂裏の岩肌を覆いつくしたイワガラミ
写真3 イワガラミの花模様①
写真4 イワガラミの花模様②
写真5 岩肌に群生したイワタバコ
写真6 イワタバコの花模様
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