海南市下津町方区の鎮守社「粟嶋神社」の「夏越しの祓い(なごしのはらい)」を紹介します。 夏越しの祓いとは旧暦6月30日(今年は8月18日)に心身の罪や穢れを祓い清める神事です。
氏子たちは息を吹きかけた人形(ひとがた・・・人の形をした紙のかたしろ)を持って、境内に設けられた「若竹に張られた五色のしめ縄」をくぐり、神殿で病気や穢れを祓い清めてもらいます。
尚、粟嶋神社は境内に神宮寺である「龍泉寺」を持つ神仏習合の古い神社形態を残す数少ない古社の一つである。
写真説明
写真1 粟嶋神社
写真2 神社前の夏越しの祓いののぼり
写真3 境内に設けられた五色のしめ縄
写真4 紙のかたしろ
写真5 粟嶋神社とその神宮寺の龍泉寺
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